ロシアとウクライナが衝突したのが2022年2月だから約1年半になる。
気になることと言えば、私設軍隊のワグネルが解散したこと。それに今週になってウクライナ産の農作物の輸出の取り決めの破棄。
ロシアは何をしようとしているのか??
ワグネルのプリゴジンが反乱を興したのならば、プーチンは即刻暗殺・処刑しただろう。しかし様子は違う。明らかにかばっていた。ベラルーシに行ってルカシェンコ大統領に会ったとか、電話をしたとか。その後はイマイチ行方不明。
明らかに自作自演の雰囲気がする。
長引く戦争を少し小規模にしようとしたのだろうか。
今週の農作物の協定の破棄。120日ごとに協議し更新らしい。3ヶ月くらい経つとどうするか協議を始めて、4ヶ月目までに更新手続きをする。
ロシア産の輸出が履行されていないのでその対抗措置とのこと。そんな正面切っての交渉なんてする??
仲介に入っているトルコと国連に、終結に向けての交渉を委ねたのではないだろうか?
当然西側もそんなことは分っている。交渉したい素振りなんか見せられない。
国によっては戦争で利益を出してうまい汁を吸っているのもある。世論が侵攻前に戻すことを強く思っているので、それを盾にほくそ笑んでいる。
自国民は痛くも痒くもないんだから。
とにかく交渉。
お互い兵を引く。
領土の話は今後の協議。
正論をぶち当てれば西側諸民は気持ち良いが、儲けてる所は正論で終結して欲しくない。もちろんロシアや中国を主体とした共産国家は面白くない。
民間人の犠牲を気にしている多くの人は、やめさせることに注力できるのか?それとも正論を突き通して勝ちを狙いに行って長引かせたいのか?
本当の正義はどこにあるのか?
私は戦争を終わりにする妥協策を見つけて欲しいと思うのだが。