政治と金

政策活動費がどうのこうのって話はよく聞く。政治家が使途を報告しないで自由に使える金だ。

そもそも国の金を使うのに使途を記録しないで良いなんてあり得ないだろう。

10年なり20年なり非公開であるのは構わないが、記録をしないとなるとおかしなことになる。

そんな金で事務所の家賃なんかに充当していたとか言われたら、それって丸秘な政治資金なの?とか思ってしまう。何億円とか何十億円て言うお金なんだよね。

安倍派や二階派が特捜部から受けている捜索は政治資金パーティーを還付して裏金にした件。

使うだけでなく、入るところも記録無しにして、自由気ままな金まわりになっている。そのくせ、国民には入った分から税金、払うときにも税金、何でもかんでも税金をかけている。

そりゃー、年末調整ボイコットも分かるよね。

ところで、宮澤喜一元首相が残した日録のノート。185冊にも及ぶとのこと。大学教授と朝日新聞とで共同で内容を研究するらしい。しかしこれって公文書ではないわけでしょ。義務でもなく、単なる宮澤氏の個人の判断で残した記録。これでもって当時を検証していくとか、ちょっとおかしくないか。10年20年非公開だった資料が公開を迎えて、この公文書で検証するのが普通なんじゃなかろうか。

例えば出張に行けば出張報告書、打合せをすれば議事録。そんなのは世の中当たり前で、それをもとに出張精算がされていく。政治家を除いてね。

特権階級だと思ってるんだろうなぁ。そんなヤツらを選挙で輩出しているのは国民。政治家からしてみれば、国民なんてチョロいんだろうなぁ。