少子化政策

少子高齢化が進んでいるのは事実だろうが、最近、少子化対策として子育て支援に異次元だとか倍増だとか、そんな言葉が飛び交い過ぎているような気がする。

ふと思うことは、少子化は駄目なのか?と言うこと。

確かに人類の繁栄と人口の増加は、ほぼ同義語なのかもしれないが、増え過ぎて地球上に人類が溢れあり余ってもそれが繁栄なのだろうか、と疑問になる。

資本主義的に言えば経済発展すれば成長と言え、経済を大きくするには人口増加は市場の拡大なのでウェルカムだろう。

経済が発展して手元の収入が増加すれば、確かに生活は楽になり、水準も上がる。

しかし、それだけで幸せなのだろうか?

そこが非常に引っかかる疑問なのだ。

どう言った世界を思い描くか、で

人口規模、金融規模、様々なものの生産性などのターゲットが決まってくる。

それには住居のための土地の広さ、食料生産のための土地の広さ、地球環境の保護のための森林・海洋の広さ、なども考慮に入れる必要がある。

ダイバーシティが言われる中、パートナーと2人で人生を楽しむ生活も否定はできない。

そう言ったものを取り込むと、最適人口も出てきて、そこに向かっているとすれば、この少子化は是なのではないか、と思ったところが疑問の始まりなのだ。

つまり、どう言った世界を思い描いているのか。

そこが打ち出せていて、ストンと落ちてくるとこの話は納得できる。

現状からの変化(減少)を言っているだけ、過去の栄華がそうだったからと言っているだけ、そうじゃなくて、取り巻く環境が変わっているので、今や昔と同じじゃなくても良いと思うんだ。

将来像からターゲットが決まっているのかな?私のようなボンクラが知らないだけで。